グランソシエ国立ウエストウイングの植栽管理業務
履行場所 | 東京都国立市富士見台 |
契約期間 | 2019年4月~現在継続中 |
発注者 | 株式会社東急コミュニティー |
【一般事項】
1.植物への配慮
管理作業にあたっては、対象植物の特性、活力及び環境条件など考えあわせ、生きものとしての植物に対する細心の注意をもって行う。
2.管理作業時期
各作業は天候、生育状態を考慮し、最大の効果が期待できるよう、協議のうえ進める。
3.その他
受託者は管理業務を遂行するにあたり、作業方法をよく理解し、その作業内容を直接作業する一人一人に熟知させなければならない。
作業中は、指導に沿った作業であるか否か、自己点検を怠たらない。
【植栽管理業務】
1.高木剪定 本契約初年度は全本数 2年目は半数、3年目以降は3年で全本数
植栽地全体を、3年に分けて剪定業務を行います。ただし、害鳥対策として図示〇印周囲は毎年剪定業務とします。
高木類はその立地場所により、剪定方法を見きわめて作業する。
下枝の枯枝を防ぐよう上方を強く、下方は弱く剪定する。
2.中木剪定 年1回
植栽された樹木をそのまま放置すると枝葉が密生して樹形の乱れを生じ、生育が阻害されるだけでなく、病虫害の発生を助長しまう。
剪定の際には樹種固有の自然樹形に基づいて不必要な枝を除去することにより樹形の
美しさを発揮させるとともに、樹冠を構成する各枝のバランスを整え均整のとれた生
育を促し、樹幹内部への日照不足、虚弱枝や病虫害の原因を取り除く。
3.生垣・低木刈込 年2回
生垣・低木刈込は新芽が伸び、成長が休止する6月頃と土用芽や徒長枝が伸びて再び休止する10月以降の年2回作業を行う。
6月頃の作業では花木の花芽形成時期に十分注意して、花芽形成前に作業を行う。
また10月作業の際は刈込ラインからはみ出た徒長枝の切戻し程度にとどめ、花芽を
切除しないよう注意する。
なお、建物外周の低木刈込時は外灯の高さ以下になるよう剪定を行う。
4.地被類手入れ 年2回
地被類手入れは新芽が伸び、成長が休止する6月頃と土用芽や徒長枝が伸びて再び休止する10月以降の年2回作業を行う。
6月頃の作業では花木の花芽形成時期に十分注意して、花芽形成前に作業を行う。
また10月作業の際は刈込ラインからはみ出た徒長枝の切戻し程度にとどめ、花芽を切除しないよう注意する。
5.除草 年4回 /駐車場エリア 年6回
除草作業は春雑草・秋雑草の発生時期にあわせて行う。
4月作業 ブタクサ・スギナ・ヨモギ・チガヤ・ヤブカラシ・ドクダミ等の春雑草の発生時期
6月・7月作業 春雑草のうち地下茎が残っていると再度発生してくるスギナシロツメクサ・カラスノエンドウ・タンポポ・ヤブカラシ・ドクダミ等への対応。
9月作業 スズメノカタビラ・ホトケノザ・オオイヌノフグリ・オランダミミナグサ等9月に発生する秋雑草対策。
6.施肥 年1回
樹木が健全に生育し、病虫害への抵抗力を増進、花付きを良くするために行う。
施工時期は樹木の休眠期、特に春先の根の活動期前の2月に行う。
肥料は化成粒状肥料を使用する。
なお、施肥施工時、樹木根の活性を含めた対応を行う。
7.病虫害管理 年3回程度
害虫の発生を抑えるため、病虫害が発生しやすい樹木のみに殺虫剤又は殺菌剤の散布を行う。散布量は、指定の濃度に正確に希釈混合したものをむらなく均一に散布する。
薬剤の使用に際しては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を遵守する。
8.防蚊管理 年6回程度
蚊の大量発生を抑えるために雨水排水桝他敷地内全体に散布する。
散布量は、指定の濃度に正確に希釈混合したものを細かい水滴がつく程度に、むらなく均一に散布する。薬剤の使用に際しては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を遵守する。
9.日常巡回
上記作業時は巡回を行う。日常巡回・点検時に異常が発生した場合は委託者へ速やかに連絡・報告し、処置に対する報告ならび提案をします。