鈴木通信 どこかで春が♪♪(菜の花) (2004/03/08号)

まだまだ寒い日が続きますが、3月は年度末で忙しい日々を送られていると思います。
周囲を見回す暇もないと思いますが、季節は一歩一歩に春になってきています。
3月3日は桃の節句、今年の2月は暖かい日が続いたため桃の節句に間に合うように桃の花が咲き始めました。

写真1(撮影平成16年3月6日 さいたま市見沼区)

冬の間食卓を飾った冬野菜も花芽を伸ばし始めました。アブラナ科のものが多く、いわゆる菜の花です。畑で咲いているものを見るとすべてアブラナに見えますが、良く見ると元の野菜によって違いがあります。一番身近な小松菜は、葉っぱも背もグーンと大きくなり花を咲かせます。蕾みもおひたしで食べるとおいしく食べられます。白い菜の花を見つけたらそれは大根の花です。
ダイコン(白)・コマツナ(黄)
写真2(撮影平成14年3月23日 さいたま市見沼区)

キャベツや葉牡丹も間の抜けたような菜の花を咲かせます。根元を見て見ると普通のキャベツ畑の中で芽キャベツができていました。
キャベツ
写真3(撮影平成14年3月23日 さいたま市見沼区)

最近畑一面に植えられている菜の花は、ハナナです。これは観賞用の菜の花です。土手などで咲いているものはカラシナが多いようです。
ハナナ
写真4(撮影平成14年3月23日 さいたま市見沼区)

今年は暖かく、陽だまりの土手ではムラサキハナナが咲き始めていました。ハナダイコンとも呼ばれています。
ムラサキハナナ
写真5(撮影平成16年3月3日 渋谷区)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(2004/03/08号 鈴木 信晶 著