鈴木通信 冬の便り2(寒い時には寒いところへ)(2003/01/05号)

2004年1月1日
あけまして おめでとう ございます。
今年も東光園緑化をどうぞよろしくお願いいたします。

初日の出、関東地方では雲ひとつない快晴となり赤い太陽が東の空から昇ってきました。今年こそはこのすっきりとした空のように気持ちの良い年になってもらいたいものです。
写真は、自宅のあるマンションの7階から写したものです。500mmF8 2×テレコンバータ使用、1000mmの望遠レンズと同じです。少しぶれてしまいましたが太陽が地平線から出たばかりで光の屈折により楕円形に見えます。

初日の出(撮影 2000年1月1日)

暖冬とはいえだんだん寒さが厳しくなってきました。今回は、世界遺産に選ばれた白川郷の紹介です。雪国では、1月から雪がだんだん積もりはじめ2月が最も雪深くなります。1月はまだ田んぼの水面も見えています。

白川郷(撮影1996年1月21日)

白川郷(撮影1996年1月21日)

2月になるとこの年は積雪3mとなりました。
前日まで冬型の気圧配置で新雪がたっぷり積もり、冬型の気圧配置が緩み高気圧に覆われ快晴となった朝の真っ青な空と真っ白な雪の中の合掌造り民家。観光客に雪が踏み荒らされる前、午前8時頃がとても美しいです。この日は、白馬の山並みまできれいに見えました。

白川郷(撮影1996年2月11日)

この合掌造りに住んでいたおばあさんの話しでは、文化財に指定されると勝手に家を改修できなくなり維持費もかさみ、雪下ろしも大変ということでした。雪下ろしはボランティアの方々が行っているそうです。

白川郷(撮影1996年2月11日)

(2004/01/05号 鈴木 信晶 著)